駐在員向け賃貸物件仲介、業界ナンバーワンのディアライフが教える賢いお部屋探し Vol.7

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駐在員向け賃貸物件仲介、業界No.1のディアライフが教える賢いお部屋探し。

今からお部屋探しを考えている方に対し、ディアライフ社代表・安藤功一郎氏が現場から見た視線で的確なアドバイスを送る当企画。7回目のテーマは、季節はずれの怪談話!?

Q: ここ最近、日本人が事件に巻き込まれるケースが多発している、という嫌な噂を耳にします。事故物件など事前に知りたいのですが、いかがでしょうか? 29歳・会社員・女性

 

なるほど。回も深まり難しいテーマがやってきましたね…。まず残念な情報からお知らせすると、事故物件を100%把握することは不可能です。というのが、この国ではオーナー側に事故物件の告知義務がありません。日本においては、物件オーナーは物件情報をレインズに登録する義務があり、そこにおいて事故物件の情報も明記されます。(※レインズ(REINS)とは、 Real Estate Information Network Systemの頭文字を並べた名称。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピュータネットワークシステムのこと)。

一方タイにおいてはこの管理システムが存在しておらず、よって我々不動産仲介業者も前にどういう人が住んでいたのか、あるいは近隣住民の情報など基本的に知ることができません。情報開示はすべてオーナーさんの胸の内ひとつ、ということになります。これは、区分所有のコンドミニアムにおいて顕著に現れる特徴で、一棟ワンオーナーが基本であるアパートやサービスアパートメントあたりだと所有者が情報を一括管理しているので、情報のシェアはスムーズに行われる傾向にあります。

 

(編)うわ…。そうなんですね…。日本人絡みだとどういう案件が過去ありましたか?

日本人絡みの案件は99%が自殺ですね。年間1-2人くらいの割合でしょうか。但し、これは表に出ている情報のみですが…。あと割合多くあるのが、小さいお子さんの事故。日本と違ってセーフティネットの概念がとても乏しいので、例えばベランダの室外機によじ登ってしまいそこからの転落事故など。ベランダはほんとに危険なので、小さいお子さんは絶対にベランダに出さないよう注意するのはもちろんですが、物件選びの際に柵の高さや、ドアにチャイルドロックが付けられるかなども確認してみてください。

 

(編)結論として、事故物件は避けられないんですかね?

例えば日本であれば、告知義務がありますし、告知を回避するためにダミーの入居者が間に入った物件だとしても、床だけ新しい、カーテンの止め具がないなど内装に不自然なところがあり、それで見分けられたりしますが、タイではそんなの普通のことなんで(苦笑)。できるとしたら、不動産屋にお願いして今住んでいる住民を把握している物件だけ選んで紹介してもらうことくらいでしょうかね。あと、ひとつ注意点を。タイにおいては後に事故物件であることが発覚したとしてもそれを理由に契約解除することはできません。途中解約する場合は違約金発生の対象となりますのでご記憶ください。

(編)貴方も知らず知らずのうちに事故物件に住んでいるかも!? ということですね(笑)

 

 

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