駐在員向け賃貸物件仲介、業界ナンバーワンのディアライフが教える賢いお部屋探し Vol.11

123

駐在員向け賃貸物件仲介、業界No.1のディアライフが教える賢いお部屋探し。

今からお部屋探しを考えている方に対し、ディアライフ社代表・安藤功一郎氏が現場から見た視線で的確なアドバイスを送る当企画。第11回目は「退去する際の復元作業について」の後半。先月に引き続き退去する際の注意点をお伝えします。

 

 

(編)前回、退去時のクリーニング費用の目安は「相場として月の賃料の10%程度」、「退去の通知忘れに注意」、などお聞かせいただきました。その他、現状復旧の際気をつけるべき点はありますか?

 

現状回復費用に関しては、ある問題を常にはらみます。例えば、テレビやエアコンなど物が壊れました、これを購入する必要があります、というケースは単純であり明快です。その一方で、床や壁の一部に傷がついた場合、カーペットや絨毯の一部に汚れを見受けられた場合、これらのケースが複雑です。この場合、2パターンの見積もりがあがってくることが想定されます。

1)破損または汚れが一部であったとしてもここだけの修繕はできないので、全面改装をした場合の見積もり
2)状況をかんがみて、全面改装した場合の例えば10%程度を請求し改装自体は更に破損や汚れが生じた際まとめてやる。

つまるところ、オーナーさん個人の考えや、もっと言ってしまうと気分に依る要素が大きく、費用負担額を明確に数値化することが非常に難しいのです。

 

(編)でも、間に立つ仲介業者としては「だから言うとおりにして」とはいきませんよね?

 

おっしゃる通りです。よって、弊社の基本スタンスとしてあくまで公正を期すべく、弊社負担による住宅保険に加入しています。具体的な作業として、弊社が契約している東京海上さんの方が間に入り事故を査定し、オーナーさんと交渉してくれます。自動車保険におけるアジャスターさんの役割ですね。自分で傷を付けてしまった場合もあくまで故意でなく事故であれば保険金下りる仕組みとなっています。ただ、クリーニング費用や故意(例えば「子供が色鉛筆で壁に絵を描いてしまった」など)対象外となりますのでご理解ください。

本来は退去時の補修費は我々不動産業者の「交渉力次第」と通常はなるのでしょうが、弊社のポリシーとして「交渉力」といった数値化できないフワっとしたものを顧客に提示するのは相応しくないと考えており、ゆえに住宅保険という制度を取り入れた経緯があります。顧客視線に立った場合、ケースバイケースでサービスがぶれるというのは決してフェアなことではなく、原理原則としてスタンダードなものを提示するというのを会社の方針として常に念頭に置いているところです。

 

(編)立派なお考えを拝聴することができました。ありがとうございます。

 

 

ディアライフへご質問やお問い合わせ