駐在員向け賃貸物件仲介、業界ナンバーワンのディアライフが教える賢いお部屋探し Vol.14

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駐在員向け賃貸物件仲介、業界No.1のディアライフが教える賢いお部屋探し。

今からお部屋探しを考えている方に対し、ディアライフ社代表・安藤功一郎氏が現場から見た視線で的確なアドバイスを送る当企画。第14回目のテーマは「物件の築年数をどう見るか」について。ここでもタイ特有の事由が見受けられます。

Q: 今回は、編集部が気になっているテーマをぶつけさせていただきます。ずばり、築年数が浅い物件の良さ、その反対に築年数が経っている物件のメリットを教えてください。

そうですね、「築年数には捉われる必要がない」というのが結論として言えるかと思います。つまり、どちらの物件にも良い点と悪い点がある、ということです。
前提として、最近の物件は、同じ間取りでもお部屋が狭く(1ベッドルームで30㎡~)、古い物件はその逆で広い(1ベッドルーム60㎡以上が基本)という傾向があります。これは日本と同様バンコクにおいても地価の高騰が顕著であり、避けられない物理的要因となります。ですので、お客様から諸々の条件をヒアリングする際、必ずこの件を確認します。
つまり、「お部屋が狭くても新しい物件」にするか「築年数が古くても広いお部屋」が良いか、ということです。
古い物件は、室内に限らずロビーなどすべてがゆったり作られていますが、逆に築浅物件のメリットは冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの家電も最新のものであることです。特にエアコンは型が新しいと消費電力が抑えられる利点もあります。

ここで1点言及したいのが、我々と同業である不動産業者の中で定説とされている「新築物件は不具合が起きやすい」ということに対する反論です。これは、まったくのでたらめ、というつもりはありませんが、私の感覚では「10年前の常識」といったところでしょうか。タイの建築技術も格段に向上していますからね。
ただ、確かに家電も新しいので初期不良の可能性もありますし、新築物件の方が大きなトラブル、例えば配線が繋がっていないので電気がつかない、配管が一本欠けていて浸水を起こしてしまう、など起こる可能性は高いのかもしれません。
ですが、先にも述べた様にこの様な事案は最近ではほぼ目にしないのと、サービスアパートなどでこの様な事態に出くわしてしまった場合は物件内で部屋を替えればいいだけのことなので、致命的なデメリットにはなり得ません。お部屋の交換が出来ない区分所有の物件(=コンドミニアム)は致命的なので、避けた方が無難ですが。

現在お部屋を探されている方へ向けて、より具体的にサンプルを挙げてみましょうか。
例えば、人気のエリア・アソークで3万バーツの予算で物件(コンドミニアム)を当たる場合、新築だとワンベッドルーム30㎡前後がスタンダードですが、築年数を問わないのであれば、同じくワンベッドルームで80㎡の物件も存在しますよ、とこれ程の相違が出てくる訳です。

結論に戻ると、気にすべきは物件の築年数より管理状態(リフォーム済みか否か)が最も重要で、繰り返しになりますが、「お部屋が狭くても新しい物件」にするか「築年数が古くても広いお部屋」が良いか方針を決めて探すのが良いでしょう。

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