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ミャンマーがメートル法を採用へ

日本は約半世紀前にメートル法が定着

メートル法は今や世界共通の測量単位になっているが、国によっては独自に使用してきた伝統的な慣習があった。お隣の中国では、紀元前1000年以上前の殷の時代(日本は縄文時代)に、中国を統一した秦の始皇帝が強い意志を持ってこれを大々的に行なった。日本ではそれから時代を経て、中世になって、あの豊臣秀吉が度量衡の統一を図っている。

こうした、かつての統治者たちは、単位が共通でないと商取引の際に不便が生じ、誤解や係争を引き起こしかねないため、度量衡の統一を図ってきたのだ。当時、長さの単位は人間の体の大きさを基準にしたもの多かった。たとえば、足の長さをもとにしたfoot(feet=約30センチメートル)は、踵からつま先までの大きさだという。尺(約30センチメートル)は指を広げたときの状態で、「尺」の漢字がそれを表わしている。

日本では「度」は長さ、「量」は体積、「衡」は質量を表わしている。日本は、フランスで正式に施行された45年後の1885年(明治18年)にメートル条約に加入。1891年(明治24年)に施行された「度量衡法」で「尺貫法」と併用する形で導入された。それに伴い、新たに米(m)、瓦(g)、立(l)といった基本単位の漢字を当て、補助単位の漢字として籵(dam)、粨(hm)、粁(km)、糎(cm)、粍(mm)、瓱(mg)、竏(kl)、竓(ml)など漢字を創作し、メートル法の迅速な普及に努めた。

1921年(大正10年)には尺貫法を廃止したが、使い慣れた単位からメートル法へ移行することへの庶民による根強い抵抗にあった。そのため、本格的な普及は、メートル法の使用を義務付け、尺貫法の使用を法的に禁じた1951年(昭和26年)の計量法施行以後であった。つまり、メートル法の完全実施へは1966年4月1日までかかったことになる。

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