ミャンマーは長期滞在に適した国なのか

ロングステイの現状と将来への可能性を探る

ミャンマーは長期滞在に適した国なのか

40年前に通産省(現・経済産業省)が打ち出した高齢者のスペインへの移住計画は挫折したが、いま、世界一の高齢化社会を迎え、海外へ脱出する日本のリタイア組が東南アジアに熱い視線を送る。
人気のマレーシア、タイは別格として、ここミャンマーは将来の候補地になり得るのか。
その可能性を検証してみた──。

 

幻に終わった日本政府の「海外移住計画」

日本の高齢化が進んでいる。65歳以上の日本人は、過去40年間でほぼ4倍、2014年には3300万人に達した。これは日本の総人口の約26%を占め、約12・8%に減少した14歳以下の子供の数をはるかに上回っている。

現在の出生率を元に将来の人口を予測すると、42年後の2060年までに65歳以上が人口の40%を占め、総人口は1億2800万人から8000万人に減少するとの推計が出されている。極論だが、東北大学のある経済学者は、西暦3776年には、日本には子どもが1人しか残っていないと驚くべき予測をした。政府はこうした深刻な少子化に歯止めをかける施策を打ち出している。安倍総理大臣は、1億人で人口減少を止めるとも述べている。

今から40年前、政府部内ではこうした高齢化社会の到来を早くから予測していた。そしてその対策案を模索していた。1986年に通産省(当時)のサービス産業室が提唱した「シルバーコロンビア計画」もその一つだった。

この宇宙計画のような仰々しいネーミングのプロジェクトは、リタイア層の第二の人生を海外で送る「海外居住支援事業」だった。目標年次をその16年後の1992年に定めたのは、コロンブスがアメリカ大陸を発見した1492年から500年後の1992年までに、シルバー世代の新天地を海外に築こうという構想が込められたものだと言われた。

発案者の北畑隆生氏(当時の通産省サービス産業室長)が、スペインでの大使館勤務中に保養地の「退職者村」で、イギリス人やドイツ人が老後を優雅に過ごしているのを見て着想したという。日本のシニア世代が、日本では味わえないような生活をできるよう、国と企業の協力のもと、サポートをしていこうと考えられた。急速に円高が進んでいたことも、このプロジェクトに拍車をかけた。

当時の計画案では、スペインの一戸建て住宅(200平方メートル)を700~1100万円で購入し、毎月の生活費を10~15万円と試算。2000万円の退職金と月額20万円の年金があれば、退職後の人生を海外で優雅に送れると喧伝されていた。しかも時はバブル突入で大手企業も研究会に参画するなど参入意欲を見せ、特に、建設業界などが「日本人村」建設がビジネスチャンスにつながることから、精力的に取り組んだ。

しかしながら、このバラ色の計画は頓挫した。諸外国から現地の文化に溶け込むことを遮絶した「日本人村」をつくることへの非難が湧き起こり、これはいうなれば「老人の輸出ではないか」との批判を浴びたからである。日本は国内で解決できない(貧弱な住居や物価高等の)問題をカネの力を借りて海外で解決しようとしているとの批判である。折しも日本経済は好調で、貿易黒字が国際問題化していた時期でもあった。

こうした批判を受けて、国内でも、「計画に無理があるのでは」「リタイア層が外国での生活に順応できるのか」といった不安をはじめ、「安心して老後を過ごせる環境を国内につくるのが筋ではないのか」という声が出始めた。そして、この計画に対して「海外姥捨て山」論的な批判が噴出し、ついに計画半ばで見直しされることになった。

当時、政府の提唱にしたがい、スペインに移住した人たちも少なくなかった。最も人気の高かったスペイン南部のコスタ・デル・ソルには、日本人が100を超すマンションを買ったという。それから20年たち、現在残る移住者はまばらになっている。

日本人の経済力が低下し、通貨価値の変動などもあり、物価の高騰したスペインでは日本円では、もはや思ったほど楽な生活を過ごせなくなってしまったのだ。外食代なども当時の通算省が想定したものとは大違いで、年金の範囲内で暮らす計画は、物理的にも崩れてしまった。

「海外移住」から「ロングステイ」へ方向転換

こうした経緯を経て、計画は「海外での余暇の機会を拡大させる」という方向に転換し、1988年5月に「海外滞在型余暇計画」に変更された。同時に「海外滞在型余暇研究会」が発足。1992年には名称が一般社団法人「ロングステイ財団」に改変され、研究組織としては現在でも存続している。

計画作成の1988年7月には関係企業による長期滞在型旅行プランや海外での住宅分譲が手がけられるようになった。これが日本人の「ロングステイ」ブームの先鞭となった。そして年々、定年退職後に海外の保養地で暮らしたいと考える人が増えてきた。

狂乱のバブル景気は去ったが、海外での長期滞在、海外への移住は静かに、確実に広がっていった。バブルが崩壊した1996年ころからは、「海外生活」をテーマとした書籍も出版されはじめ、渡航先として当初注目されたスペインや、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの欧米の英語圏に代わり、タイやマレーシアなどの東南アジアの国々に熱い視線が注がれるようになった。特に日本から6~7時間と近いアジアの国々は物価も安く、当該国政府も受け入れ態勢の整備を進めた。

2000年に入ると、円は対ドル100円以下が当たり前の時代に突入し、この急激な円高により、定年後の海外ロングステイは一部の余裕のある世帯ではなく、東南アジアなら普通の日本人世帯が夫婦の国民年金でも暮せるとの意識が定着してきた。

実際にそうした日本人のロングステイ・コミニュニティーも各国にできていった。代表的な場所がマレーシアの「キャメロンハイランド」である。クアラルンプールの北200キロ、海抜1300~1500メートルの高地に位置するキャメロンハイランドは、マレー半島部パハン州の中部山岳地帯にあり、軽井沢のような高原リゾートとして知られている。中央部の街タナ・ラタには、公立病院、役所、郵便局、複数の銀行があり、ロングステイの滞在地としてはまさに絶好の条件を備えた街であった。

このタナ・ラタの街の「ヘリテイジ・ホテル」や周辺のアパートメントにロングステイをしている日本人リタイア組は、現在500人規模になっているという。とにかく年中安くゴルフが楽しめ、1年を通して安定した温暖な気候で、治安が良いことが人気の大きな理由だが、対日感情が良く、物価が日本の約3分の1ぐらいと安く、しかも公共料金や日本への国際電話も安く済むそうだ。位置的には南に車で1時間くらいのところのリポーの街には「イオンモール」があり、クアラルンプール国際空港からタクシーに乗っても、1万円程度で済むため、移動が楽だという。

こうした様々な条件が功を奏し、この街でロングステイを楽しむ日本人の親睦団体として200年5月に「キャメロン会」という会も設立された。1993年、某大手商社OBの久保田豊氏が心筋梗塞のリハビリにキャメロンハイランドを訪れたが、当時、日本人は皆無だった。たった1人のロングステイは寂しいとローカル新聞やロングステイの機関紙で仲間を募ったのが始まりだった。

その久保田豊氏を中心に関東在住者でキャメロンハイランドを訪れるロングステイヤー160名が参加して、「キャメロン会」は設立された。 その後、この会は、メディアによる紹介や旅行会社によるパックツアーなどで広く知られるようになった。

現在この会では会員に対して、ゴルフ、テニス、トレッキングサークル、囲碁、絵画サロン、女性麻雀、歌声サロン、写真サロン、カードゲームサロンなどの活動が、すべて会員のボランティアによって運営されている。

こうした日本人だけのコミニュティーが作られると、とかく閉鎖的になりがちだが、ここは現地の人間たちとの交流も自然に行なわれ、非常にうまくいっているケースと言えるだろう。

圧倒的に人気が高いマレーシアとタイ

一般社団法人「ロングステイ財団」の調査によると、マレーシアはロングステイ希望国の9年連続第1位に輝く国だ。人気の理由は、年間を通して温暖な気候と治安の良さといわれている。また、多民族によって混合文化が形成されているので、外国人に対しての偏見がないのも特徴といえる。

居住希望者は、10年間有効で更新も可能なMM2H(マレーシア・マイセカンドホーム)というビザを現地のMM2Hセンターで直接申請しなければならない。日本にあるマレーシア大使館や観光局では受け付けていない。こうした正規ビザを取得せず、試験的にロングステイを体験したければ、マレーシアは3か月までならビザなしで滞在が可能だ。

ロングステイ人気国第2位のタイは、物価の安さと選択肢の多い食事が魅力のようだ。正規居住には、夫婦の場合、それぞれに「ノンイミグラントOビザ」が必要となる。

もし一方だけしかOビザを取得しない場合は、配偶者の滞在期間は90日となり、延長には、夫婦関係を証明する日本国発行の書類が必要。

ノンイミグラントOビザの取得に関しては、まず50歳以上であることが条件だ。そして以下の条件のいずれかを満たす必要がある。

・タイ国内に80万バーツ(約275万円)以上の預金がある
・月6万5000バーツ(約22万円)以上の年金収入がある
・預金と年金の年間収入の合計が80万バーツ(約275万円)以上ある

申請方法はオンライン事前予約(VABO)か在日外国公館で申請。手続き費用は2万2000円で、受領されると1年間のビザが発給され、1年ごとに更新手続きをすることになる。

観光立国タイでは、バンコクは物価が高騰しているので、ここを避けて北部のチェンマイに長期滞在を決め込む日本人ロングステイヤーも増えてきている。そして、かの地では、「チェンマイ・ロングステイ・ライフ・クラブ」(CLLクラブ)という互助組織もできている。

CLLクラブは、チェンマイ、あるいはその近郊に在留・ロングステイしている日本人およびその家族の相互親睦を図り、チェンマイに関する正しい情報を提供し、地域社会との交流を目的とする会員制の団体である。

部活動として、広報部・業務部・文化部・運動部があり、会員による活発な活動が行なわれている。2002年12月の設立以来、随時入会希望者を受入れており、2017年11月現在の個人会員数は148名、法人会員数は12社となっている。CLLクラブの特色は、チェンマイ、あるいはその近郊に住むの日本人はもちろん、日本語でコミュニケーションのできる外国人の入会も歓迎していることだ。

 

ロングステイの目安は夫婦の年金で月20万円

では、日本人高齢者が海外でロングステイをする場合、月々の生活費は一体いくらくらいかかるのか。前期のキャメロンハイランドは夫婦2人で20万円前後という数字が出ているが、タイはどうなのか。実際にバンコクでロングステイを謳歌している知人の日本人夫婦に聞いてみた。

すでに6年目になる長期滞在を楽しむ70歳代前半のご夫婦は、「住んでいるのは1LDKのサービスアパートですが、内容はホテルと同じです。実際一部、ホテルとして営業しているし、ホテルの部屋を長期契約で借りているといったほうがいいかもしれません。長期滞在者向けの住居が、ホテルではなく、サービスアパートメントといわれるのは、タイの法律でそう決められているからです。しかし、受けるサービスはホテルと変わりません。簡単な調度品はすべて揃っている。掃除は部屋つきのメイドさんがやってくれます。出入りのセキュリティーも常にガードマンがいます。これで3万7000万バーツ(約12万円)です。我々はバンコクの中心地にいますが、少し郊外になれば2万バーツ(約7万円)くらいでも借りられますし、普通のコンドミニアムタイプならもう少し低予算で借りることもできます」

では、住居費を除いた月々の生活費はいくらかかるのだろうか。
「人によって生活の仕方が違うから断定はできませんが、特に贅沢をしなければ、住居の賃料を含めて月に20万円くらいあれば何とかなります。これなら夫婦2人の年金でカバーできます。しかし、30万円あれば、もう少し贅沢な暮らしができるかもしれませんね」

こうしてみると、タイもマレーシアも20万円という金額が一つの目安になりそうだ。これなら日本の一般の年金受給者でもチャンスはあるだろう。

では、生活していく上での注意点はあるのだろうか。

「高齢者ですから、医療情報でしょう。たとえば、病気になったら、どこの病院に行けばいいのか。日本語が通用する病院はどこにあるか、を事前に徹底的に調べる必要があります。電話だけでなく、実際に病院に足を運んで確認することが大事です。いざという時のために、海外ではしっかりした情報が大切なんです。そのほかの食事とかは何でも揃っていますから特に心配はいりません」

普段のライフスタイルはどのように過ごしているのかも関心が湧く。

「週2~3回はゴルフ仲間とプレイしてます。それ以外は朝5時ごろに起きて、近くの公園で散歩です。涼しいですからこれがいい。朝食も進みます。午前中はメール返信したりして過ごしますが、午後は昼寝や日本のTVでニュースをチェックしたり、読書したり、時には買い物にも出ます。夜は自宅で友人たちと歓談したり、たまには外食にも行きます。まあ、こんな感じですが、結構充実していますよ」

ミャンマーでロングステイした場合

東南アジアでのロングステイを考えた時、現状ではどうしてもタイやマレーシアということになってしまうが、しかしこの先、両国とも物価安のメリットがなくなってきたらどうなるのか。その可能性も皆無ではなく、そうなると、矛先は隣国のミャンマーに向けられるかもしれない。

では、一体ミャンマーで夫婦2人で月20万円程度でロングステイが可能なのか。結論的には非常に厳しい要素がまだあり、かなり創意工夫をしていかないと実現にはおぼつかない。

その要因はまず家賃の高さにある。ミャンマーの物価は日本の約5分の1程度と試算されているが、家賃に限っては例外となる。特にヤンゴンの家賃相場はタイやマレーシアと比べても高い。ローカル向けの古いアパートなら3万円くらいから借りられるが、外国人には様々な不便さが伴うからおすすめできない。

外国人、とりわけ日本人に適した物件となると、どうしても10万円以上を覚悟しなければならない。上層階ならエレベーターは必須だし、まだ停電への不安が残るからジェネレータ対応は最低条件だろう。しかも家賃は通常1年先払いが基本。最近では半年、あるいは日本のように月々の支払いを認める物件も出てきているが、これは主流ではない。

このほか、アパートやコンドミニアム形式の住居ならば電気水道代は別途請求され、WIFIなどの装備も自分で契約しなければならない。サービスアパート形式なら、これらの諸費用はすべて含まれているが、そうなると家賃は最低でも1500米ドル以上を見なければならない。

ヤンゴン西部のサンチャン地区にある「ジャパンアパート」では、月額1000米ドル前後の1DK、2DK物件でこうした諸費用がすべて込みの日本人向けの賃貸住居が多数作られている。周囲には日本製品を扱う食料品店、和食店、日本仕込みのパン屋さん、鍼灸医院、クリーニング店などが近接しており、ミャンマーが初めてでも不便さで困る事はない。しかしこのような形態はまだごく一部である。

ロングステイのベースとなる賃貸料がこれでは月々20万円の目安が崩れてしまう。物価が安いといっても、外国人向けのスーパーのMarketplace、CityMart、Promartなどで売られている外国製品・食料品は通常、価格が2~3倍になっており、ここで毎日買い物していてはたまらない。

ビザの問題もある。特にまだロングステイビザはないが、ミャンマー入国にはビザ取得が義務付けられており、観光で28日、ビジネスビザで70日の滞在に限定される。

しかし、こうした厳しい条件を除けば、ミャンマーほどロングステイに適した国はないのではないか。その理由は、まず敬虔な仏教国で、人々は慈悲深く、正直で目上の人を敬う慣習が残されているからだ。そのため治安も良く、10月~2月の乾季の気候は快適そのもの。そして、社会全体がスローライフとでもいうのか、実にゆったりと流れており、圧倒されるほどの街の豊かな緑は、高齢者の心を癒してくれるはずだ。

 

家賃が高いヤンゴンで居住するためには

こうした環境、慣習などの条件はいいが、いかんせん、ミャンマーでは住居費が年金生活ではカバーしきれぬ面は否めない。ならば絶対に不可能なのかといえば、工夫次第で実現する方法はある。

その一つはヤンゴン以外に目を向ける発想の転換だ。ミャンマーの地方都市ならまだ生活物価がまだ安く、予算的にも何とかなるのではないか。地方といっても、場所はある程度限られてくるが、例えば南部のベイなどはその可能性は大である。

ベイで旅行会社を経営している花澤光希さんは、「ベイに居住することは可能です。観光ビザはダメですが、ビジネスビザでしたら、ホテル以外の家に住めます。アパートはローカルの大学生向けのところしかないのですが、一軒家でしたら滞在可能です。最低で6か月~の賃貸です」とアドバイスをしてくれた。

ベイは港町である。海軍施設が多いことから1997年までは外国人の立ち入りは禁止されていた。しかし、アンダマン海に面した人口約70万人のこの町は、美しいメルギーの島々に囲まれ、ここ数年は欧米からの観光客が増えてきている。安いゲストハウスに泊まって、2~3週間のショートステイを楽しむ白人の若者たちの姿も目立つようになってきているという。

そして、何より日本人には嬉しいのは、新鮮で豊富な魚介類や海産物が豊富で安いことだ。しかもヤンゴンからだと毎日定期便が運航されており、約50分の所要時間。場合によっては西部の国境を超えてバンコクまでバスで行き来することもできる。地理的にも便利である。

むろん何といってもここはビーチレジャーの宝庫。釣り、スキューバダイビング、島巡りなど、日本人の好きな碧い海と白砂のビーチでのんびりと過ごすこともできるパラダイスでもある。

一軒家の賃貸相場は現地へ出向いて交渉するしかないが、生鮮食品をはじめとした生活物価はヤンゴンの比ではない。仮に家賃を10万円以下に抑えることができれば、20万円の予算内でロングステイをすることも十分可能だろう。

もし関心があれば、Eain Taw Phyu Hotel(mail:Eaintawphyu.hotel@gamail.com)のオーナーであるKo Nay Lin Aungさんに相談してみるとよい。彼は日本語が堪能だから、このホテルに泊まって、色々アドバイスを受けてみてはどうか。

しかし「どうしてもヤンゴンでロングステイをしたい」という方には、ゲストハウスをベースにした長期滞在という方法をすすめる。ヤンゴンには「東京ゲストハウス」や「オキナワゲストハウス」といった日本人にも知られた老舗のゲストハウスがあるが、最近ダウンタウンのパンソーダン近辺に、新築で清潔感あふれるゲストハウスがかなりできているのをご存知だろうか。

たとえば、「Hostel H way」(Tel 094-5708-5761 mail:hostelhway@gmail.com)は、シングルなら9米ドル、ツィンで18米ドルの安さ。新らしいから清潔感があり、簡単な朝食も付く。シャワー、トイレは共同だが、月極め料金もあり、ツィンでも450米ドル(約4万7000円)で提供するという。

また、和食店「あないも」の並びにある「Golden Land Guest House」(Tel 01-254475 mail:myanmargoldenlandguesthouse@gmail.com)は、シングル20米ドル、ツィン25米ドルだが、部屋の広さは前記の3倍、トイレ、シャワーも室内に設置されている。むろん朝食付き。月極め料金は現在設定していないが、ここも新しいゲストハウスで、日本人の清潔感を基準にすれば十分合格だ。

こうしたゲストハウスはダウンタウンにはかなりできており、観光ビザでは一般住居には宿泊できない法律がある以上、ゲストハウスをベースに試験的にヤンゴンでロングステイするのも一つの方法だろう。

【関係機関情報】
●マレーシア政府観光局
●キャメロン会
mail:jimukyoku@cameron-kai.info
●CLLクラブ
住所:R215, Hillside Plaza & Condotel
4,50/24 uay Kaew Rd,Muang,
Chiangmai 50300 Thailand
Tel:053-217572
●南国暮らしの会
mail:info@minaminokai.com

【参考資料】
一般社団法人ロングステイ財団調査報告書
キャメロン会広報誌 CLLクラブHP 他

 

栗原富雄(くりはら・とみお)

月刊『Yangon Press』編集長兼CEO。元日本旅行作家協会会員。1949年、東京生まれ。高校を休学して2年間、ヨーロッパ、アジア、アメリアを放浪。1975年から1988年まで、「ブルータス」「週刊宝石」の取材記者。1992年~2001年、月刊「SEVEN SEAS」、月刊「VACATION」編集長、月刊『MOKU』編集局長を歴任。その後、フリーランスを経て、2011年にミャンマーのヤンゴンへ。2013年4月、日本語フリーペーパーの「Yangon Press」を創刊。2014年9月、ミャンマー語版を創刊。VIP取材には、ダライ・ラマ14世、ゴルバチョフ元ソ連大統領、デビッド・ロックフェラー、アウンサン・スーチー他。著書に『あの助っ人外人たちは今』(実業之日本社)、『不動産広告の裏を読め』(実業之日本社)、『Yangon Press で読み取る現実と真実』(人間の科学新社)などがある。

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