日曜日, 10月 20, 2019

アジアで慈善活動を行なうアイドルグループ

ポップカルチャーがつなぐ友好の懸け橋 アジアで慈善活動を行なうアイドルグループ K─POP、ドラマなどでアジア市場を席巻する韓国エンタメ産業、いわゆる「韓流」。その韓流に対抗すべし! と2010年より行政の肝いりでスタートした「クールジャパン」も特にこのタイでは民衆レベルまで浸透し、かのAKB48の姉妹グループBNK48などは今やタイのCM10社以上に出演する国民的アイドルとなっている。そんな中、「おとなの喧騒」とは一線を画し、地道にチャリティー活動を行なうアイドルグループがいる、と聞き、このたび取材することとなった。隣国カンボジアにおいて奉仕活動の実績を積み、ここタイでも同様の活動を計画しているという彼女たちのその純粋かつ崇高な目的に迫った。   グループのコンセプトは世界をつなぐアイドル ──こんにちは。本日はPOPUPメンバーの塚本里咲さんにお越しいただきました。タイにお越しになるのは何度目ですか? はい。今回で3度目になります。前回来たのが今年の6月だったんですが、その時と比べて涼しくて過ごしやすいですね! ──今回訪タイされた目的は? 来年の1月に予定されているチャリティーイベントの打ち合わせと、タイで今後活動していく為の各種PR活動のためです。地元のイベントにもちょこっと参加します! ──タイの印象はいかがですか? 実は人生初海外がタイなんですよ! ですので、私にとって特別な国なんです。街がとても栄えていて、人々にも活気があっていいですよね‼ タイ料理も美味しいし。とても気に入ってます。 ──お若くていらっしゃいますが、活動歴は長いんですよね? はい。12歳の時から芸能人として活動していて、前身の2人組のグループ、そして現在所属してるPOPUP、あわせて2000回以上ステージを経験しています。歌と踊りの他に、幼少期より民謡と三味線を習っていました。 ──現在活動をされている、POPUPについて教えてください。 元NMB48の島田玲奈さんが運営する「saq*cafe」発のプロジェクトとしてオーディションが行なわれ、西本珠理、市川 楓、浅野きえ、そして私、塚本里咲の4名が選抜されました。2016年12月30日に大阪MUSEのワンマンライブでデビューし、当初の活動は大阪中心でしたが、今年から東京に拠点を移し、CD制作ライブなど幅広く活動を展開しています。ファンの皆さんには「ぽぷあ」と呼ばれていて、グループのコンセプトは「世界をつなぐアイドル」です。よろしくお願いします!   ボランティアのきっかけはカンボジアから ──そんな4人組の皆さんが、アジアに活動の枠を拡げることになるんですよね? そのきっかけは何だったんですか? 私たちが所属する事務所の代表がカンボジアに縁があったのがきっかけです。PIF(Pay It Forward)という名のNGO(非政府組織)活動をされている方で、孤児院のサポートをされています。こちらの方から「プノンペンで行なわれるチャリティーイベントなどに参加してみませんか?」と声を掛けていただき、こんな人から感謝されて自分たちも楽しめるチャンスまたとない、とメンバー一同趣旨に賛同し即決しました。日本語学校2か所で行なわれた交流会に参加したのを皮切りにメコン大学でのイベント、イオンモールのイベントスペースでもミニコンサートをやらせてもらいました。それが今年の1月の話ですが、翌月には王立プノンペン大学で開催された『絆フェスティバル』に参加させていただきました。これはカンボジアで開催される日本関連のイベントでは最大級のもので、開催期間トータルで2万人以上の方が来場したと聞いています。その他にも赤十字主催のイベントにも参加したりと1月2月の2回で多くのチャリティーイベントに参加させていただきました。海外でコンサートをするのは初めてのことですし、各々もちろん記憶に残ってますが、私たちにとって非常に印象深いものになっているのが養護施設の慰問です。ここでは事前に必要とされているものを聞き、主に教育関連の物、鉛筆やノートが不足していることを知り、またお菓子やジュース、ヤクルトなどが子供たちに喜ばれるとのことだったので、これらのものを買っていきました。養護施設だけで3か所慰問し、子供たちとの交流をはかりました。 ──それは非常に良い行ないであり、皆さんにとっても意義のあるものとなったことでしょうね。その時の印象はいかがですか? ここにいる児童の皆さんは、下は幼稚園くらいから上は中学生くらいの子供たちで、お母さんが働いている時間だけ預けられているというケースからご両親ともいない子、深刻な病気を抱えている子など様々なのですが、多くの子供が自身の状況を受け止め、その運命を嘆き悲しむことなく、しっかり生きているような印象を受け、とても感銘を受けました。強い子供たちだな、って。私たちの歌に馴れない手拍子で応えてくれたり、鬼ごっこしたり、お部屋を見せてもらったりと、ほんとに私たち自身も楽しい時間を過ごすことができました。何度か訪問している学校などでは私たちの名前まで覚えてくれていて、前回行ったとき配ったPOPUPのシールやポストカードをちゃんと持ってくれていて、とても嬉しかったです。お返しに日本の歌を皆で歌ってくれたときなどは、感動のあまり号泣でした(笑)。     タイや中国、そしてアジア全体に絆が広がっていく ──皆さんとカンボジアとの間に本当の意味での「絆」ができたってことですね はい。ほんとにそう思います。イベントの中でも皆さん本当に日本のことに関心を持ってくれているのを感じましたし、私たちのことを受け入れてくれようとしているのも強く感じることができ、もっともっとカンボジアのことを知りたい、もっともっとカンボジアの人たちに私たちのことを知ってもらいたい! って思いました。そういえば嬉しいことがもうひとつあって、私たちのカンボジアでの交流活動が、在カンボジア日本大使館より日柬友好65周年記念事業に認定されて承認状をいただいたんです! これって凄いことですよね!? 日本に帰ってからもカンボジアとの縁は続いていて、5月に東京の代々木公園で開催されたカンボジアフェスティバルにも出演させていただき、ステージの他PIFさんが出されたブースで親善大使として物販のお手伝いもさせていただきました。ここではPOPUPのファンの皆さんの後押しもあって、結構な額の売り上げをあげることができ、これらをすべて慰問した学校などに寄付しました。学校からふたりの女の子が招待され東京で再会、っていうサプライズもあったんですよ! ──心温まる話ですね。ファンの皆さんも、自分たちが応援しているアイドルが社会貢献活動をしている、というのは誇らしいことだと思いますよ。自身もその一員として参加できるわけですし。このカンボジアでの尊い経験をアジア全域に広げていきたい、というのが皆さんの夢なんですよね? その通りです! 11月中旬には、上海で開催される日中平和友好交流条約締結40周年記念イベントに参加することが決定しています。来年の1月には、ここタイの人気子役グループの皆さんと一緒にチャリティーイベントなどに出演することになっていて、今日もその打ち合わせとリハーサルもばっちりやってきました! タイではそのタイミングにあわせてカンボジア同様、地方の学校や施設を慰問したり、ジャパン・エキスポなど日本関連のイベントにも参加したいと思ってます。そしてその熱をお隣のミャンマーやベトナムなどにもお届けしたい! と夢は膨らむばかりです(笑)。あ、そうだ。海外でのチャリティー活動に関しては、私たちの妹グループ、W.(ダブルブィー)も趣旨に賛同してくれて一緒に活動していきますので、POPUP共々、応援お願いしまーす! 日本とアジアをつなぐ懸け橋になりたい ──最後に、塚本さんご自身の今後の目標、夢について語ってください はい。とにかくこのチャリティー活動を一生のライフワークとして続けていきたいです。いろいろな方の支援もあって、ほんとうに良い経験をさせてもらっていると思ってますし、外国の方々、そして子供たちに活力をもらっています。これは今の私にとって生き甲斐と言っていいと思います。これを継続して日本とアジアをつなぐ懸け橋になりたい、というのが今の夢ですね。あとは子供の頃から抱いている夢として、「いつかアニメの主題歌を歌いたい」があります。私をこの世界に導いてくれたのはアニメなので。 ──本日はありがとうございました。皆さんのタイそしてアジアでの活動、ビザイア共々楽しみに見守り、でき得る限りの支援をさせていただきたい、と思っています。   川越渉(かわごえ・わたる)Kamin BCNT代表 日本で雑誌編集者として業務後、39歳のときに一念発起しタイへ移住。1年間チュラロンコン大学にてタイ語を勉強した後、通訳兼コーディネーターとして大手電機メーカーに勤務。日系新聞社での勤務を経て4年前より起業しゲストハウス経営、展示会オーガナイザー、通訳などの人材派遣業を手掛ける。在タイ10年目。

財団法人を設立する

財団法人を設立する その実態と仕組みから資金調達の方法まで 東日本大震災・西日本豪雨災害後は、日本の富裕層や資金力のあるタレントの社会貢献意識を刺激しているようだ。それだけではなく、2020年東京オリンピック・パラリンピックの影響で財団法人への就活に興味や関心を持つ大学生も増えており、特に女子に人気である。 また、何かと話題となっているZONOTOWNの前澤友作社長。その前澤氏が会長をしている「現代芸術振興財団」でバスキアの作品を約62億円で落札して、世界中の大富豪を驚かせた。 財団法人とは何か──。その概要を説明したい。 東日本大震災・西日本豪雨災害後は、日本の富裕層や資金力のあるタレントの社会貢献意識を刺激しているようだ。それだけではなく、2020年東京オリンピック・パラリンピックの影響で財団法人への就活に興味や関心を持つ大学生も増えており、特に女子に人気である。 また、何かと話題となっているZONOTOWNの前澤友作社長。その前澤氏が会長をしている「現代芸術振興財団」でバスキアの作品を約62億円で落札して、世界中の大富豪を驚かせた。 財団法人とは何か──。その概要を説明したい。   ビル・ゲイツらが設立した世界最大級の財団 世界最大規模の慈善団体で有名なのは、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、フォード財団、アンドリユー財団、ロックフェラー財団、W・Kケロッグ財団、ゲティ財団などがある。 米国では「ノブレス・オブリージュ」(高い社会的地位には社会的な責任が伴う)という言葉が広く浸透している。 米国のマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツは教育問題や医療の改善をメリンダ夫人とともに慈善活動を行なっている。このスーパー財団は投資家のウォーレン・バフェット氏が3兆円を超える資産を寄付し、それに続き、マイクロソフト共同創業者のポール・アレン氏、米イーベイ創業者のピエール・オミダイア氏、オラクルのラリー・エリソン氏やクアルコムのアーウィン・ジェイコブズ氏、ベンチャーキャピタリストのジョン・ドーア氏、ハリウッドの映画監督のジョージ・ルーカス氏、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏までもが、ビル&メリンダ・ゲイツ財団への慈善事業のために、寄付宣言をするなど、ケタ違いの財団である。 それを超えるのが財団法人ステイヒティング・インカ・ファウンデーションである。あの建築とインテリアデザイン分野の最高峰のイケアグループの創設者であり、会長のイングヴァル・カンプラード氏である。芸術や教育分野で多額の寄付をし続けた石油王ロックフェラー、鉄鋼王カーネギーは後世に残る歴史ある財団で今なお名を馳せている。また、フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグ氏と妻プリシラ・チャン氏の2人は世界寄付金ランキングで世界第1位を獲得したことがある。寄付金額は日本円で1000億円という個人では最高額である。 1913年、ロックフエラー財団を設立したジョン・D・ロックフエラー氏は、財団の目的を「人類の福祉の増進と教育」をあげている。   財団の中の財団である笹川平和財団 海外と違って、日本の財団は政府の補助的な役割を目的として財団が設立されており、アメリカのような事業規模と異なる。 資産規模100億円以上の財団は10 7件、資産10億円未満の財団が約900件ほどである。 日本といえば、公益財団法人日本財団(The Nippon Foundation)がある。初代会長は笹川良一。公益競技のひとつであるボートレース(競艇)の収益金をもとに海洋船舶関連事業の支援や福祉事業・国際協力事業を主に行なっている公益財団法人である。総資産額は3000億円近くにのぼり、日本最大規模の財団であるが、事業費の多くは笹川平和財団や東京財団などの系列の公益法人などに充てている。そのため、笹川平和財団のほうが日本最大の公益財団法人を標榜している。まさしく財団の中の財団である。 公益財団法人を象徴する日本財団 日本財団は、熊本の地震で大被害を受けた熊本城の修復金として30億円を提供すると発表。この30億円という金額については「再建費用が拡大するかもしれないが、ある程度の金額を明示して、多くの方に関心を持っていただきたい。そうすれば、募金活動に広がりができると思う」と笹川陽平会長は述べている。 財団はこのほか、非常用トイレの配備、ボランティアの活動支援、緊急対策費として総額93億円を拠出した。   超富裕層と財団の関係 超富裕層などは、信託(トラスト)や財団をつくり、そこに資産を移転する。資産の所有は信託になり、信託の資産から生まれる収益を得る受益者になる。 これは、万が一に備えた富裕層の合法的な仕組みと相続対策となるからだ。超富裕層にとっては当然の活用法となっている。 さて、財団だが、ある特定の個人や企業などの法人から拠出された財産で設立され、運用益である金利などを主に事業原資とし、運営される法人を財団法人という。 これが公益目的でなくても一般財団法人としても設立できる。種類としては特例財団法人、公益財団法人、一般財団法人などがある。 超富裕層にとって、財団という箱は個人資産を寄贈したことで会社の大株主になることもでき、美術館、芸術館、地域文化芸術の発展や貢献ができる。まさしく超富裕層にマッチした箱であり、スーパーリッチの心を捉えたパートナーでもある。   財団は収益事業は課税され非営利事業は非課税 財団設立は税金対策でもあり、一定の条件を満たすことが前提ではあるが、相続や遺贈を所得した財産を、国や地方公共団体、公益法人などに寄付した場合は、その財産は相続税の対象外となる。そうなると、超富裕層の悩みの種である相続税負担、基礎控除額が減り、最高税率が上がるため、相続税問題は解消できる。   財団の特性と種類 社団法人と財団法人とは、どういうところなのかよく聞かれる。公的な法人(公法人=公的業務・行政を任せるための設立法人)には地方公共団体【地域の仕事】、独立行政法人【独自のお金で国の仕事を行なう】、特殊法人【国の資金で国の仕事を行なう】などがある。人が集まって法人にした社会法人、財産をもとに法人化した財団法人などである。 公益目的が可能なのは社団・財団・宗教になる。お金儲けを目的とするならば、営利法人(社団・会社法人)、お金儲け以外を目的にするならば非営利法人などになる。 それ以外に中間法人というものがあり、労働組合、同窓会的なものが当てはまる。   公益財団法人とは 一般財団法人のうち、公益法人認定法に基づいて、行政庁から公益性を認定された財団法人を言う。公益を目的する事業は非課税となり、税制上の優遇措置が受けられる。それが公益財団法人という。   財団法人と社団法人の違い 一般社団法人は、ある目的のために理事の活動自体に重点を置いているため、設立時に資金や財産がなくても設立が可能だ。一般財団法人は、拠出された財産をある目的のために利用するためで、最低300万円の拠出が必要になる。社団法人が設立にはほとんど費用がかからないのに対し、財団法人は300万円の基本財産(お金や不動産)が必要となる。財団法人は理事が財産を運用し、その運用に生じる利益で事業を行ない、設立には理事3名と評議員3名、監事1名の計7名が必要。さらに業務執行を監督する機関として理事会、評議会、評議員会なども必要となる。一般社団法人より一般財団法人のほうが設立はハードになる。   財団の設立方法 一般財団法人を設立するには拠出金として300万円以上が必要となる。発起人1名、役員として理事3人以上、監事が1人以上を決める。評議員は3名以上で評議員会を設置しなければならない。これは法人の目的と逸脱していないかなど監督する役割をする。書類などの費用について、公証役場にて定款の認証として5万円、法務局にて登記免許税として6万円、最低必要な費用として11万円かかる。 必要事項は①定款②名称③主たる事務所所在地④設立者の名前と住所⑤設立に際して設立者が拠出する財産及びその価格⑥設立時評議員・設立理事・設立時監事の選任に関する事項⑦評議員の選任及び解任の方法⑧公告方法⑨事業年度となる。 設立可能な条件があり、ボランティア活動、環境保護や食育推進などの公益的なビジネス、商店街や地域振興、同窓会、同業者などの共益目的、学術などである。   特定非営利活動法人NPO 世界ではNPO法人(Nonprofit Organization=非営利団体)が多種多様に活躍している。 NPO法人の収入源は、社会的活動に賛同してくれる会員から会費、講習会や指導料、出版の販売、行政からの仕事受注などがある。他に助成金、補助金が受けられことができる。それらが収入源となる。 NPO法人を設立するには10人以上の社員が必要で理事3人、監事1人以上が必要となる。まず、最初に行なうのが設立発起人会、設立趣意書、定款、事業計画書、収支予算書を作成、設立総会後、申請。NPO法人のメリットは設立時に資本金が0円で設立することができる。認証申請が必要だが、申請手数料は無料となっている。資金面から考えると、NPO法人は誰にでも設立ができ、ハードルも低いといえる。また、認定NPO法人となった場合、みなし寄付の範囲は50%以上となる。NPO法人は設立しやすいと言われているが、国で認められた社会貢献活動を行なう社団法人で、さらに認定NPO法人(国税庁が認可された法人)ともなれば、税優遇となる。単純に株式会社や有限会社などの法人と違うところは、組織の名義で銀行口座開設、事務所・土地建物の賃貸、各種契約に関することが有利な点。特に公益になれれば、税金が優遇されるし、NPO法人となれば公共事業にも参加することが可能だ。   財団の資金調達 近年、起業を応援する新しい会社サービスが増加しているが、資金調達の方法もいろいろと種類がある。 起業のための資金といえば、自己資金、友人や家族からの借金、日本政策金融公庫の創業融資、信用保証協会の制度融資、プロパー融資が基本である。事業モデルによってはベンチャーキャピタル(エンジェル投資家)やスタートアップ、クラウド・ファンディング、補助金や助成金などがある。ここで、クラウド・ファンディングは2つの形成に分かれている「達成時実行型(目標の金額が達成したら資金を受け取る)」「実行確約型」(目標が達成しなくても調達した資金を受け取る)になる。いずれも投資型である。 エンジェルや個人投資家、ベンチャーキャピタルは十分に注意しなければならない。あとは小規模であるが、私募債(個人や会社などに発行される社債)もある。 財団とは社会貢献など非営利事業を行なう法人であり、その裏は名声を得たいスーパーリッチのブラックボックスであり、「秘めた機能を持つ大きな財布」なのである。   浅田光太郎(あさだ・こうたろう) アジア経済ジャーナリスト&コンサルタント 都内の有名私立大学を卒業後、一部上場企業に技術者として就職。その後、経済・ビジネス書の発行を中心とする出版社に勤務。主に証券やM&A関係をテーマとした書籍を担当する一方、ファンドも立ち上げる。現在はアジア経済に関するジャーナリストやコンサルタントとして活躍中。

中国企業がアフリカを席巻する

日本に居ると、分からないだろうが、いまアフリカが熱い。そしてアフリカの経済発展に大きな貢献をしているのは紛れもなく中国である。

ニッポン発アジア行き アジアを舞台にビジネスを展開する日本人起業家を紹介

現地の言葉で自己紹介をする。現地の経営者や幹部に食事を奢ってもらう。ある製品の仕入れ先と仕入れ価格を調査する。……これらは駐在員のミッションではない。