マレーシア進出の「ツボ」 Vol.2

第2回 マレーシアのメリット

 

第1回目は、日本企業の進出が加速するマレーシアの現状について、取り上げました。今回は、ビジネス面と生活面の2つから、マレーシアのメリットを説明したいと思います。

 

マレーシアの評価が高い理由

マレーシアの評価が高い要因として、「仕事のしやすさ」と「生活のしやすさ」の2つのメリットが共存していることが上げられます。同じ場所でこの2つの要素を同時に担保できる国というのは、あまりないように思います。

以下、それぞれのメリットを上げます。

 

  1. マレーシアで起業し、ビジネスを行なうことのメリット

・ 法人の設立は日本人100%で行える

・ 不動産の売買や所有が日本人の名義で行なえる

・日本からマレーシアへ、またマレーシアから日本への送金規制がなく、まったく自由

・ 会社設立における最低資本金は2マレーシア・リンギット(RM)=約51 円(2017年6月現在)※就労ビザ取得時は別途要件あり

・ ブロードバンドやハイウエイなど日本並みのビジネス・インフラ

・ 日本との時差は、たった1時間なので、やりとりも気にせずオーケー

・ 日本とは比較にならないほど高い預金金利

・ キャピタルゲイン課税が存在しない

・ 無税のオフショア特区(ラブアン島)が活用できる

・ 物価が安く、日本の約3分の1~半分程度の運転資金でスタートできる

・ ビジネスは基本的に英語が主流(国民 語)

・ 日本法人の節税対策に活用が可能

・ 同業者・競争相手が他の先進国に比べて少ない

・ 監査役による極めて透明なイギリス式会計

・ 居住者となれば、日本人でも多くの特典(年間183日以上滞在すれば、数々の税制メリット)が享受できる

 

  1. マレーシアで生活することのメリット

・ 生活物価の低さ

・ 個人でも格安のコンドミニアムやバンガローハウスなどの不動産所有ができる

・ 個人資産の日本からの送金、日本への送金は規制がない

・ 治安が良くて、政治が安定している(外 国人にも全ての権利が与えられている)

・ アジア一穏やかで寛容な国民性

・ 気候の温暖さ(日本の真夏より涼しい気候)

・ 銀行金利の高さと非課税

・ 先進国(3G携帯・ネットバンキング・シネコン・巨大ショッピングモー ル……)

・ 世界有数の親日国(ルック・イースト 政策)なので、日本人は好意を持たれる

・ アジアでは珍しい英語が国民語の国家。日本語もブーム

・ 多民族(マレー・中国・インド)による食文化などの多様性(飽きない)

・ イスラム教の教義や慣習に縛られることは全くない(飲酒など)

 

日本にはない数多くのメリットがあり ますので、ビジネスを立ち上げる基地 として、どうかマレーシアをご活用くだ さい。

 

次回は、マレーシアでの起業条件などを説明いたします。

 

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鵜子幸久(うのこ・ゆきひさ)

桜リクルート社 代表取締役社長

リクルートに入社し、『ホットペッパー』の神戸・ 大阪エリアの創刊に携わり、各地の初代編集 長を務める。兵庫FM ラジオ放送(Kiss-FM KOBE)では番組審議委員を担当。2003 年 にクアラルンプールにて桜リクルート社(Agensi Pekerjaan SRM.Sdn.Bhd.)を創業。「人材紹 介事業」「ビジネス・コンサルタント事業」「日本 の学校機関誘致事業」などを通じて、アジアと 日本との架け橋となるべく活動中。 2014 年の 年頭に発行された週刊『AERA』(朝日新聞出版) では「アジアで勝つ100 人」に選ば

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