マレーシア進出の「ツボ」 Vol.4

マレーシアでの開業スケジュール
(サービス業の場合)

マレーシアはアジアでは最も起業と生活がしやすい国です。第1回目は「日本企業の進出が加速している現状」、第2回目は「マレーシアのメリット」、第3回目は「マレーシアで起業するための条件」を説明いたしました。今回は簡単ですが、マレーシアでの開業スケジュールを、サービス業を例に上げて示したいと思います。

事業許認可から就労ビザの取得まで

下記はマレーシアにて法人設立を行ない、事業許認可・自身の就労ビザを取得するまでの手続きの流れです。イギリス植民地時代の名残で、法規やガイドラインが非常に明確にされており、物事の進行は非常にクリアに行なわれます。

① 株主・発起人(取締役)、会社名候補などを決定。必要書類の送付
② 会社設立(登記完了まで通常1か月程度)
③ 会社銀行口座開設(その後、約1~2週間)→ 事業の実質スタートが可能)
④ 資本金払い込み(自動車・住宅などの現物出資でも可)
⑤ 資本金増資手続き(2週間程度)
⑥ 市役所にてビジネスライセンスの認可手続き(2か月程度)
⑦ 小売・卸売業ライセンス認可手続き(3か月程度)
⑧ 日本人の就労ビザ申請(3か月程度)

上記はあくまで一例です。休祝日や役所の状況により、もっと時間がかかる場合もあります。また、業種ごとに管轄の役所が異なり、それによって、プロセスや必要期間が変わる場合もあります。
次回は「急上昇を続けるマレーシア人の国民所得」について説明いたします。

 

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鵜子幸久(うのこ・ゆきひさ)

桜リクルート社 代表取締役社長

リクルートに入社し、『ホットペッパー』の神戸・ 大阪エリアの創刊に携わり、各地の初代編集 長を務める。兵庫FM ラジオ放送(Kiss-FM KOBE)では番組審議委員を担当。2003 年 にクアラルンプールにて桜リクルート社(Agensi Pekerjaan SRM.Sdn.Bhd.)を創業。「人材紹 介事業」「ビジネス・コンサルタント事業」「日本 の学校機関誘致事業」などを通じて、アジアと 日本との架け橋となるべく活動中。 2014 年の 年頭に発行された週刊『AERA』(朝日新聞出版) では「アジアで勝つ100 人」に選ばれた。

 

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